私は元々内科医として病棟で勤務していましたが、親戚の知り合いに誘われたことがきっかけで、上海の日本人向けクリニックに勤務する機会を得ました。そこでは内科だけでなく、小児科・外科・皮膚科も含めたプライマリケアに関わり、様々な知見を新たに得ることができました。
日本へ帰国する際、語学力を生かしつつ、総合的に診療できる環境を求めました。都内のクリニックに複数あたり、TBCが自分の強みを活かせる環境であると感じ、まずは非常勤でお世話になりました。クリニックの雰囲気は非常に明るく、スタッフが分け隔てなくコミュニケーションできる環境でした。ワークライフバランスが整っている点も魅力的であり、家庭医の研修を終えた後に入社することを決めました。
医師Dr.田 陽
Q.早番後、遅番前、何をして過ごしていますか?
4歳・0歳の子供が2人おり、基本的には育児のサポートしています。上の子が休みの日は、公園・遊び場などへ連れて行くことも多いです。子供が幼稚園へ行ったり、寝ている時などで自由時間ができた時は、勉強・読書・ネット動画視聴などで過ごすことが多いです。
Q.TBCの魅力はどの様なところですか?
受診する立場からすると、年中無休で営業時間が長く、幅広い症状に対応できる点が魅力的です。また英語・中国語などの様々な言語に対応できるスタッフが多く、外国人診療に強みを持っていると感じます。
一方で勤務している立場からすると、様々なバックグランドを持ったスタッフがおり、活気があって職場の雰囲気は明るいです。スキルアップしたい気持ちは尊重され、ニーズに合った役割を与えられます。
Q.田先生から見て受付と看護師、医師はどのよう働いてる風に見えますか?
受診者や社会のニーズに対応するため、診療内容はかなり広くなっています。そのため、覚えることは非常に多いですが、そうした中でスタッフは日々研鑽に努め、新しいことに取り組んでいます。一方、実施した内容を定期的に振り返り、目標管理を通して現状の改善も試みています。スタッフは基本的にシフト制のため、ミーティングをこまめに行うことで、引き継ぎや情報共有を徹底しています。
Q.今後の目標を教えて下さい!
スタッフがより楽しく働き、受診者がより満足できる環境を整えたいと考えています。そのため、院内のガイドラインやマニュアルを整備し、より魅力的なスタッフ教育を行いつつ、質が保たれた医療を提供したいと思っています。また総合診療はまだ十分に理解されていない領域であり、勉強会を幅広く実施することで、内部の理解度を上げていきたいと考えています。